SWEST24 タイムテーブル

9/1(木)

12:00~13:00
アイスブレイク & LIVEガイダンス
13:00~13:20
オープニング
14:40~14:50
小休憩
14:50~15:25
協賛企業デモ
15:25~15:45
休憩・移動
17:00〜17:30
フリータイム
17:30〜19:30
休憩
19:30〜21:00
セッションS1: 夜の分科会

9/2(金)

9:30~10:00
セッションS2(30分)
10:00~10:20
休憩
10:20~11:30
セッションS3(70分)
9/2(金) 10:20~11:30 セッションs3c
アジャイルとエンジニアのポジティブメンタルヘルス、心理的安全性
  1. 講師

    酒井 卓也

    一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

概要:
 アジャイル開発はウオーターフォール型開発と対比し、ソフトウエア開発プロセスの課題を解決するために発展、普及してきた。アジャイルのプラクティスには、人間的な側面も考慮されており、その実践は、エンジニアの心理的な健康リスクを下げる可能性を秘めていると考える。ストレスチェック制度で職場のストレスを定期的にサーベイし職場の心理的な健康リスクを評価するというのは一般的になりつつある中、アジャイルとエンジニアのポジティブメンタルヘルス、心理的安全性について考える。

 

実行委員からの推薦文:

アジャイルのプラクティスは、人間的な側面も考慮されており、エンジニアの心理的な健康リスクを下げる可能性を秘めている。アジャイルとエンジニアのポジティブメンタルヘルス、心理的安全性について考えるセッションです。是非参加ごご検討ください。

 

セッション資料 議事録
11:30〜12:30
昼食
12:30~13:40
セッションS4(70分)
13:40~14:00
休憩
14:00~15:10
セッションS5(70分)
15:10~15:15
short休憩
15:15〜15:50
クロージング

9/1(木)

9/1(木) 13:20~14:40 基調講演
自動運転の民主化
  1. 講師

    加藤 真平

    東京大学 大学院情報理工学系研究科・株式会社TIER IV

世界初のオープンソースの自動運転OS「Autoware」の誕生から約7年。
安全な⾃動運転に資するあらゆるテクノロジーを開放し、様々な組織、個⼈がその発展に貢献できる、「Autoware」を中心とした開放的なエコシステムによる「自動運転の民主化」についてお話しします。

 

実行委員からの推薦文:

自動運転技術がどのような方向にすすむのか、それをどこかの組織・企業の都合の良いように決めるのではなく、世界全ての人々の利益をもたらすように決めるのが、「自動運転の民主化」だと思います。更に、自動運転技術の発展も一組織・一企業で行っていては進歩のスピードに限りがあるところを、オープンに研究開発することでスピードを最大化する、そんな風穴を開けてくれたのが、Autowareではないでしょうか。

Autowareの提唱者であり東京大学准教授・株式会社ティアフォー 創業者兼最高技術責任者(CTO)の加藤真平先生に、オープンソースの自動運転OS「Autoware」による自動運転技術と社会実装、更に今後のオープンソースの在り方についてのお話を伺える、SWEST24基調講演です。お楽しみに!

 

 議事録
9/1(木) 15:45〜17:00 インタクティブセッション
インタラクティブセッション
協賛企業デモ展示
D-1
アルファプロジェクト製品紹介
小野田倍巳
株式会社アルファプロジェクト
D-2
Nervesを利用した商用製品『Pocket LANcher』の紹介
衣川亮太
Tombo Works
D-3
菱電商事株式会社 シミュレータソリューション
上田 真也
デバイスシステム事業本部 第三技術部 技術グループ
D-4
AI初心者でも簡単!超軽量Cortex-M0マイコンでも使える組込みAI開発ツール
米丸 朋宏
アジア・パシフィック地区AIコンピテンス・センター
D-5
ROS2の性能測定ツールCARETの紹介
長谷川敦史
システム計画研究所
D-6
製造現場の生産性向上ソリューション 「SF Twin」
藤井亮太
株式会社ヴィッツ
D-7
株式会社ティアフォーの紹介
高野祐輝
株式会社ティアフォー
自由工作
E-1
Arduinoを用いた、単音/4 和音モード切り替え対応シンセサイザー
石垣 良
株式会社メイテックフィルダーズ
E-2
小規模施設園芸を対象とした汎用的な小型農業ロボットの開発
藤永拓矢
福岡大学
プロジェクト紹介
P-1
B5G.ex:関数型パラダイムで実現するB5G時代の資源透過型広域分散コンピューティング環境
高瀬英希
東京大学
P-2
社会人向けの組込みシステム技術者教育(名古屋大学)
山本雅基
名古屋大学大学院情報学研究科NCES
研究発表
R-1
TOPPERS/SSP の Arduino Uno (ATmega328P) へのポーティング
伊与田 健敏
創価大学 理工学部 共生創造理工学科
R-2
Fog Computingを活用したServerClient間 双方向知識蒸留による学習手法F2MKD
山崎雄輔
東京大学情報理工学系研究科
R-3
RISC-Vプロセッサへの乱数生成命令の追加
志摩和毅
立命館大学
R-4
荷重により速度が変化する荷物配送ドローンの経路計画問題に対する整数計画法
西羅真央
立命館大学
R-5
MEDAバイオチップにおける形依存の速度モデルを利用した液滴輸送最短問題
城 千春
立命館大学理工学研究科電子システム専攻
R-6
ベイジアンネットワーク構造学習のFPGAによる並列化
宮城竜大
京都大学
R-7
Rustとモデル検査器を用いたROS2クライアントライブラリの設計と実装および安全性検証
高野 祐輝
株式会社ティアフォー
R-8
トラクタ型農業ロボットによる開発プロセス&ツールのケーススタディ
中西恒夫
福岡大学
R-9
モーションキャプチャ処理のFPGAによる高速化のための性能分析
馬 偲釗
東海大学情報通信学部
R-10
癒しロボット開発を支援するフレームワークの提案
井口万央
東海大学
R-11
ビジュアルプログラミングを活用したマイコンの導入教材
及川達裕
四国職業能力開発大学校
9/1(木) 19:30〜21:00 セッションs1a
EmbLT
  1. コーディネータ

    及川達裕

    四国職業能力開発大学校

技術系イベントではすっかりとお馴染みになったLightning Talks!
そんなLTのSWEST版こと Embedded Lightning Talks を今年も開催します。

● 下記内容のLTを募集してます
・やってみた!作ってみた!ものの紹介
・ポスター内容のLT
・研究LT
・ちょっとスゴイ組込み開発自慢
・組込み業界・SWESTに物申すLT
・その他、ご相談ください

基本的に1枠10分程度を予定しておりますが、応募件数により調整します。件数が多い場合はそのまま延長戦となる可能性もあります。
以下よりお申込みください。
 https://forms.gle/GkMJYjJzJyJdeJ9m8

● こんな人にオススメです
 ① 発信したい事はあるけど,討議テーマ・セッション提案やインタラクティブセッションはちと敷居が高い...
 ② 誰かと議論したいネタはあるけど,興味ある人いるんかな?
 ③ ドリンク片手に楽しく組込み談義したい!


ワイガヤで議論してこそのSWEST!せっかくSWESTに参加したのなら,聞くだけじゃなく「発信」もしてみませんか?
あなたの発表ネタに食いつく人がいるかもです :-)


● 発表形式について
下呂の現地からもオンラインからも参加しやすい形式を検討中です.
追ってお知らせします.

 

実行委員からの推薦文:

SWEST恒例イベントがハイブリッドで復活です!

イベント登壇の最初の一歩にどうぞ!そして、熟練者の皆さんの近況報告にもどうぞ!

という非常に敷居の低いEmbLTです。今作っているもの、取り組んでいる技術、趣味、仕事問わず、ホットな話題で満載の組み込みライトニングトーク大会です!
思わず手を打つ発表、笑いで溢れる発表が飛び出してきます。ぜひお集りください。

 

セッション資料 議事録
9/1(木) 19:30〜21:00 セッションs1b
アミューズメント業界における組込システム
  1. 講師

    伊藤慎治

    システムアイ

自動車と並ぶ名古屋固有の産業「アミューズメント業界」で用いられる組込システムの実態についてご紹介します。

・CPUにはいまだに古典的名器の○○○が使われているらしい?
・某社のあの家庭用ゲーム機が使われてる?
・角の席が大当たりしやすいよ
・初めて来た女性ばかり当たるのに自分は当たらない(怒)、遠隔操作だっ!
・PCのグラフィックで有名なあのメーカーが参入を狙っていた?
・クリーンな印象のあのメーカーが実はこんな物を作ってる
・市場で発生した悲惨な不具合

などなど、巷でまことしやかに囁かれる遊技機のウワサ話…
庶民の娯楽「パチンコ・スロット」機について、技術的な裏事情を面白おかしくお話しします。

 

実行委員からの推薦文:

なかなか表に出てこないアミューズメント関係の組込み技術のお話が聞ける、SWESTならではのセッションです。しかも夜ですから、公式には聞けない話が聞けるはず、なんかワクワクしてきましたね!

講師は、様々なプロジェクトに携わりっておられ、組込み技術者としての経験豊富なシステムアイ代表の伊藤慎治さんです。お楽しみに

 

セッション資料 議事録
9/1(木) 19:30〜21:00 セッションs1c
シミュレータと実機を併用する開発実習をやった話
  1. 講師

    祐源英俊

    オムロン株式会社

組込み初学者向け研修LED-Campは、シミュレータを用いたオンライン形式での開発実習を行い、大好評をいただきました。十周年を迎える今年は、シミュレータと実機を両方活用する、新たな開発実習のカタチに挑戦し、準備を進めています。苦労話はもちろん、実際やってどうだったか?などもたっぷりお話します。これからの開発実習について、ぜひ熱い議論をしましょう。

 

実行委員からの推薦文:

昨年はオンライン開催でシミュレータに挑戦したLED-Camp実行委員が、今年は実機とシミュレータのハイブリットに挑戦!
ハイブリッドでの開発における裏話をぶっちゃけてくれます!!
シミュレータに興味がある、実機に興味がある、LED-Campに興味がある方は是非議論に参加してください!!!

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 9:30~10:00 セッションs2a
【SWEST/ACRi共同企画セッション】FPGA の「さわれる」遠隔学習システムを目指して
  1. 講師

    藤枝 直輝

    愛知工業大学

ACRi が運営する FPGA 利用環境である ACRi ルームは、2022年8月に開設2周年となります。ACRi ルームの大きな特徴は、FPGA 設計の教育や基礎習得のため、ローエンド FPGA を搭載した Arty ボードが接続された仮想サーバが100台提供されていることです。ただ、ボードが遠隔環境上にある以上、ボード上のスイッチや LED を直接操作したり確認することができず、学習者にハードウェアに触れている実感を与えにくいのが現状です。
そこで本研究室では、ACRi とは独立したプロジェクトとして、安価なコントローラボードを用いた、ハードウェアに「さわれる」実感を与えられる遠隔学習システムの開発を進めています。本セッションでは、プロジェクトの概要やこれまでの成果物、今後の展望について、デモを交えつつ紹介します。

 

実行委員からの推薦文:

ユーザ・開発者に対して開かれたFPGA・ディジタル回路/コンピュータシステムの設計開発・教育環境を様々な観点から提案している、愛知工業大学の藤枝先生によるセッションです。昨年はPYNQ入門をやっていただき好評でしたが、今年は藤枝先生の独自のプロジェクト「『さわれる』実感を与えられる遠隔学習システム」をご紹介いただきます。オンライン環境の活用が進む昨今、見逃せないセッションですね。

本セッションは、オンラインでFPGAを開発利用できるACRiルームの運営団体ACRiと、SWESTの共同企画セッションです。

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 9:30~10:00 セッションs2b
箱庭・試行の軌跡と新たなチャレンジ ~箱庭はなぜ技術屋の心を揺さぶるのか~
  1. 講師

    森 崇

    (株) 永和システムマネジメント

TOPPERS/箱庭WGは,2019年に結成され,今年で4年目になります.本活動では,箱庭コンセプト・ビジョンを実現したい技術者/研究者が有志で集まって日々技術研鑽をしています.

箱庭を実現するには,様々な技術領域を横断しなければなりません.

その意味で技術的な難易度は高く,新しい技術へのキャッチアップも必要な上,箱庭の最終イメージは,見る人/立場によって意見がわかれると来ています.すごく道に迷いやすいプロジェクト?ではないかと思います.

本セッションでは,TOPPERS/箱庭のコンセプトと目指すところを振り返りながら,現在に至るまでに試行してきた数々の失敗/成功談を交えながら,箱庭の魅力について語りたいと思います.

その上で,今年度の成果内容(VR/Photon)を紹介するとともに,次の新しいチャレンジ/構想を説明していきます.

 

実行委員からの推薦文:

日々進化を続ける「箱庭」の最新情報を開発メンバーの想いと共にお届けします!
TOPPERS 箱庭WGも早4年目に入り、様々なプロトタイプが生まれ、プラットフォームもアップデートを続けています。
昨年よりも一段階進化した「箱庭」をぜひご堪能ください!

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 9:30~10:00 セッションs2c
大事なのでもう一回: 振舞いのコードもモデルを使って作成しよう
  1. 講師

    久保秋 真

    株式会社チェンジビジョン

設計で構造と振舞いのモデルを作成しても、実装する際にモデルとの対応を損なってしまうと、設計の問題が見つかってもモデルに戻って見直せなくなります。どのような工夫があれば、モデルと対応したコードを安定して得られるのでしょうか。このセッションでは、モデルと対応したコードを得るための技術や開発支援方法について紹介します。

 

実行委員からの推薦文:

ETロボコンや各大学での非常勤講師として,そしてもちろん所属されているチェンジビジョンでも,モデリングに関する経験が豊富すぎる久保秋さんに登壇いただきます.モデル駆動開発の抑えるべき勘所を抑えた,初心者にもおすすめのチュートリアルです.

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 10:20~11:30 セッションs3a
【SWEST/ACRi共同企画セッション】AIを加速するAI Engineのアーキテクチャ解説とプログラミング体験
  1. 講師

    安藤 潤

    ザイリンクス株式会社(AMD-Xilinx)

AI Engineは複数のVLIW SIMDプロセッサを二次元に配置したアクセラレータです。信号処理や機械学習を従来のFPGAに実装する場合に比べて、消費電力を40%削減、シリコン効率を最大8倍に高めます。AI Engineのプログラミングでは、AI Engineのアーキテクチャを意識した効率の良いコードを記述することが重要です。ACRiルームでは、AI Engineの技術習得を行う場として、AI Engineを搭載するVCK5000アクセラレータカードのリモート利用環境を提供しています。
このセッションでは、AI Engineのアーキテクチャを解説し、ACRiルームを利用したチュートリアルを通してAI Engineのプログラミングを体験していただきます。チュートリアルに参加される方は事前にACRiルームのユーザー登録を行っていただけますようお願いいたします。

ザイリンクス AI エンジン テクノロジ
https://japan.xilinx.com/products/technology/ai-engine.html
ACRiルーム
https://gw.acri.c.titech.ac.jp/wp/

 

実行委員からの推薦文:

ザイリンクスAMDの新しいAIエンジン技術Versalのアーキテクチャ解説と、なんとセッション内でのプログラム体験まで提供してもらえる、大変お得なセッションです。プログラム体験(チュートリアル)は、オンラインでFPGA開発が行えるACRiルームにあるVCK5000を搭載したサーバで行いますので、まずはユーザ登録をいたしましょう。

講師はザイリンクスAMDの安藤さんです。去年は、アクセラレータカードAlveoのチュートリアルをしていただきました。今年も楽しみです。

本セッションは、オンラインでFPGAを開発利用できるACRiルームの運営団体ACRiと、SWESTの共同企画セッションです。

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 10:20~11:30 セッションs3b
ここから始める箱庭の活用
  1. 講師

    久保秋 真

    株式会社チェンジビジョン

  2. 講師

    細合 晋太郎

    東京大学

  3. コーディネータ

    高瀬 英希

    東京大学

「箱庭」はシミュレーション環境であることから、各種の課題に取り組む場合の環境としての活用が期待されている。本ワークショップでは、ハンズオンを通じて、実証環境や演習環境としての箱庭の活用可能性を実感する機会を提供する。また、活用事例についても紹介する。

 

実行委員からの推薦文:

ちょっと難しそうな箱庭ですが、本セッションを受ければ、実際に手元のPCで動作する箱庭を作ることができます。
自分で作ったプログラムで仮想空間上のロボットが動くのは楽しいです!ぜひご参加ください!

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 10:20~11:30 セッションs3c
アジャイルとエンジニアのポジティブメンタルヘルス、心理的安全性
  1. 講師

    酒井 卓也

    一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

概要:
 アジャイル開発はウオーターフォール型開発と対比し、ソフトウエア開発プロセスの課題を解決するために発展、普及してきた。アジャイルのプラクティスには、人間的な側面も考慮されており、その実践は、エンジニアの心理的な健康リスクを下げる可能性を秘めていると考える。ストレスチェック制度で職場のストレスを定期的にサーベイし職場の心理的な健康リスクを評価するというのは一般的になりつつある中、アジャイルとエンジニアのポジティブメンタルヘルス、心理的安全性について考える。

 

実行委員からの推薦文:

アジャイルのプラクティスは、人間的な側面も考慮されており、エンジニアの心理的な健康リスクを下げる可能性を秘めている。アジャイルとエンジニアのポジティブメンタルヘルス、心理的安全性について考えるセッションです。是非参加ごご検討ください。

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 12:30~13:40 セッションs4a
5G & Beyond 〜その先へ〜
  1. 講師

    高瀬 英希

    東京大学

  2. 講師

    菊地 俊介

    さくらインターネット

第5世代の移動通信システムである5Gは,「超高速・大容量」「超低遅延」「超多数同時接続」が実現できるIoT時代のICT基盤として,すでに私たちの生活に溶け込みはじめています.さらに次世代のBeyond 5G/6Gでは,これらに加えて「超低消費電力」「超安全・高信頼」「自律性」「拡張性」の機能付加による新たな価値の創造が提唱されています.

ではこれで,なにができるのでしょうか?
本セッションでは,5GおよびBeyond 5Gの勘所と新機軸について,基礎技術からわかりやすく解説します.組込み技術者にとってどこから始められるのか,どのような組込み技術が応用できるのか,広域分散型のIoTシステムにどのように貢献するのかについても紹介していきます.そして,5G/Beyond 5Gの導入によってどのようなIoTアプリケーションの開拓が期待されるのか,想定される応用例を挙げながら議論していきます.

さらに,講師らが進めている,関数型パラダイムで5Gをびよんどする「B5G.ex」研究開発プロジェクトについての近況や展望についても紹介します.

 

実行委員からの推薦文:

5Gって最近よく聞くけど、結局何が出来るようになるのか、そこにどんなサービスを実現できる可能性があるのか、というモヤモヤを抱えている人にお勧めのセッションです。

楽しい講師陣と、5Gとその先(びよんど)について議論しましょう!

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 12:30~13:40 セッションs4b
最近のCとC++を振り返る
  1. 講師

    間瀬 順一

    株式会社アイシン

組込みソフトの開発では、依然としてCを採用することが多いようです。また、自動車で採用が進んでいくことが予想される AUTOSAR Adaptive Platform の実装言語として、C++が採用されました。
これらを踏まえて最近のCとC++を取り巻く状況を概説します。形式は、ハイブリッド開催に配慮したレクチャー方式となります。
普段開発に使っている言語の最近の状況に興味がございましたら、気軽に参加をご検討ください。入門者歓迎です。

 

実行委員からの推薦文:

C言語の誕生は1972年だといわれており、今年で50歳です。
新しいプログラミング言語が数多く登場する中、どうしてみんなC言語・C++言語をつかっているのか、素朴に疑問におもったりしませんか?

組込み入門者の皆さんも、熟練者の皆さんも、一度原点に返って、C/C++言語について考えてみませんか?実はC/C++言語は時代とともに新しい規格が誕生している、という状況もあります。

レクチャー方式のセッションですので、オンラインの方も気軽にご参加ください。

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 12:30~13:40 セッションs4c
WEBブラウザ上で動作するETロボコンシミュレータの仕組みについて
  1. 講師

    新 吉高

    ETロボコン実行委員会

ETロボコンは組込みソフトウェア技術を競うロボットコンテストです。2020年~21年はコロナ禍のためETロボコンシミュレータを活用した大会が実施されました。2022年はリアル大会が復活しましたが、初心者向けのエントリークラスでは引き続きシミュレータを用いることで参加の敷居を下げています。ETロボコンシミュレータは同種のシミュレータと比べると比較的環境構築が容易であるものの、Linux系の知識が求められるため環境構築で挫折するひとがいたことも事実です。そこで、インストール不要で、WEBブラウザ上で動作するETロボコンシミュレータを試作し、昨年のSWESTで一部を紹介しました。本セッションではWEBブラウザ上で動作するETロボコンシミュレータの仕組みについて説明します。UnityのWebAssemblyでビルドされたシミュレータとスクリプトエディタを連携することで、初心者でも簡単にETロボコンシミュレータを動かすことができます。また、大会用シミュレータでは体験できない倒立振子ロボットを制御することも可能であり、その原理について簡単に説明します

 

実行委員からの推薦文:

コロナ禍の逆境を吹き飛ばしたETロボコンシミュレータの仕組みをご紹介します。シミュレータ自身の面白さだけでなく、逆境に立ち向かう開発アイディアや考え方を学びたい方の参加をお待ちしてます

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 14:00~15:10 セッションs5a
腹落ちするDX (導入編) 〜 デジタルがもたらす変化の本質とそのインパクト
  1. 講師

    中川郁夫

    株式会社ソシオラボ

DX (Digital Transformation) って何?

我々は、デジタル時代の大きな変化を目の当たりにしています。
・デジタルで何がどう変わるのか
・我々が直面する変化とは

本講演では、具体的な事例を通して、デジタルがもたらす変化の本質とそのインパクトについて考えます。

 

実行委員からの推薦文:

DXって、何だかよくわからないし、(組込み)技術者としてどのように対応していったらいいんだろう?そんな疑問をお持ちの方にお勧めのセッションです。
講師の中川郁夫さんはDXやビジネス変革の専門家、、、と思いきや実はガチガチのIT技術者でIoTプラットフォームなどもご自分で設計しての研究開発をされています。組込みとDXの繋がりに興味のある皆さんは参加お勧めします!

 

 議事録
9/2(金) 14:00~15:10 セッションs5b
Nimです、こんばんは
  1. 講師

    浅田睦葉

    筑波大学

  2. コーディネータ

    細合 晋太郎

    東京大学

いつか来る言語と言われ続けてやっぱり来ないでおなじみ、Nim言語について紹介します。NimはC/C++などに変換して実行される静的型付け言語で、その特性から相互運用性が高く、組み込みプログラミングへのサポートも存在します。また、近年では新たなGCであるARC/ORCの導入によってver 0.x時代のNimと比較すると十分に実用性を高めつつあります。このセッションでは、強まることなくNim本来の素敵なポイントをご紹介します。

 

実行委員からの推薦文:

「プログラミングNim」の著者、浅田睦葉さんによるnimの魅力満載のセッションです!
nimはモダンな言語パラダイムを備えつつトランスパイラの性質上、高い移植性を持っているため組込みソフトウェアのポストCを担えるポテンシャルを持っています。
という堅苦しい紹介を抜きにしてもとても面白い言語なので、ぜひ本セッションを聞いてnimを使ってみてください!

 

セッション資料 議事録
9/2(金) 14:00~15:10 セッションs5c
次世代の組込み(?)システム教育を考える
  1. 講師

    久住憲嗣

    芝浦工業大学

このセッションでは組込みシステム技術者を育てるための教育内容や教育方法の近未来の姿を議論する。ここ20年で組込みシステム技術者を教育する様々な活動が企業、大学、NPO等で行われてきてた。一方で組込みシステムを取り巻く技術が大きく変化しつつある。そこで次世代の技術者を育てるには、どのような内容を、どのように教えるのがよいのかを議論したい。

 

実行委員からの推薦文:

色々な組織でしばらく過ごしていると、自分が教育をする立場になることが増えてきます。いまは新人や学生で教育を受けている立場のあなたも、教育する立場の人たちが何を考えているかを考えてみる事は、大変有益だと思います。

このセッションは、組込みシステム技術の教育を考える、セッションです。そもそも何を教えるのか、どうやって教えるのか、根本的な所から考えてみたいあなたは是非参加を!

 

セッション資料 議事録