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セッション S5-c
テーマ: 次世代の組込み(?)システム教育を考える
コーディネータ:久住 憲嗣(芝浦工業大学)
日時:9/2(金)14:00~15:10
参加人数:約14名(終了時)
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(議事録本文)
■背景
・学んで欲しいことが増加,変化
・議論
・大学生に学んで欲しい内容や身に付けてほしいスキル,態度
・教えるノウハウ
・芝浦工業大学を例にどのような教育をしているかを議論
■発表者にとっての課題
・何を教えるか
・伝統的な内容
・どのように教えるか
・実課題ではない実験
・人数がとにかく多い
■発表者の場合
・何を教えるか
・要求,設計,実装,テストなどは理解でき,Javaや類似の言語で開発はできるが新しい概念はあまりやれていない。
・参加者からの意見
・Kotlinなどもやりたいが就職などのことを考えると少し難しいかもしれない。
・GitやCIなどは基礎的な技術だが押さえておくと楽に簡単に開発できると思ってもらえる。
・すべてをやる時間はなく多くやろうとするとどうしても詰め込みになってしまう。
それに加え学生の学ぶ態度や国語力などの基礎力をいかに改善させるかが大事である。
・理解せずにコードを書いているものや,授業で説明した内容ではなくインターネットの情報を鵜呑みにする生徒が増えている。
・どのように学ぶか教えるか
・実施ベースの社会を変えられる体験をやってもらうのはどうかと考えている。
・学生が影響力を行使することや,素早く試して失敗する,という経験が減っている気がする。
■参加者からの意見
・開発環境を改善するためのツールづくりを課題にするのはいいことだと思う。
今あるアプリケーションを改善させることは社会の役に立つ。
・技術的な知識や最新の技術走行を取り入れて展開できるなどは大学のカリキュラムでやるが就職の時などに
ビッグ・ファイブやSPIなどでなにを見られるかなどを意識させると双方にとって良くなるのではないか。
・絶対にこれを研究したいなどのような興味を持ったら多少の国語力など気にならなくなりそう。
じゃあどのようにすれば興味を持たせることができるかというのを思った。
・学生に志望理由などを聞くと最近は自動運転などが多い。
学校で指導の中でとりあえずトレンドのことを答えているのではと思ってしまう。
・自分の学生時代を思い返すと物事を点でとらえてしまっており,社会に出てからそれが繋がるという線になる経験をした。
こういう経験を学生時代に味合わせてあげられるといいのでは。
・大学で学ぶ知識は社会で使うことが多いため意識的に伝えていったほうがいいと感じた。
・実経験者向けの本を使い今まで勉強してきた内容が実際にどのように使われているかを見せるといい傾向があった。
・言っているが伝わらいことが多いので早くに職業を決めさせることによって目標を定めるほうがいい。
・社会人を経験した方に教えると意識も高いため心にも刺さりやすいと感じる。
・実体験を積ませたほうが話を聞いたときにイメージを沸かせやすい。
■まとめ
現在の大学での教育について実状と課題点や解決策などの意見を参加者同士が出し合うことにより互いの考えを深められる内容であった。
以上。