いまやAIは、組込みシステムの製品機能としても、開発現場のツールとしても活用され始めています。今年のSWESTでは「AIある組込みシステム」をテーマに、皆さんとともに議論を深めていきたいと思います。
ちなみに、19年前のSWEST8のテーマは「愛ある組込みシステム」でした。当時は、開発者の視点から「人と技術の関係」に焦点を当てた議論がなされていたそうです。今年は「人と技術とAIの関係」となった現在を踏まえ、未来に向けたあり方を探っていきます。
組込みシステムという制約の多い領域でAIを活用するためには、まだまだ乗り越えるべき技術的・実践的な課題が多く残されています。セッションや対話を通じて、AIが組込み開発にどう向き合えるのかを、より身近に感じていただけるようなSWESTを目指します。
今年から現地開催のみとなります。すでにAIを活用している方も、これから導入を検討している方も、ぜひ現地で大いに議論を交わし、「AIある組込みシステム」とはどのようなものか、ともに描いていきましょう。
場所:下呂温泉 水明館 (岐阜県下呂市幸田1268)
日程:2025年08月28日(木)〜08月29日(金)
2025年07月01日(火)〜
2025年07月31日(木)
SWESTは、多くのスポンサーの皆様によって支えられています。
一口 ¥50,000
参加者の皆さまから以下について募集しています。
ポスターを用いた研究発表およびプロジェクト発表と自由展示を行う、ポスターセッションです。
ポスターを用いるため口頭発表よりも議論がしやすい形になっております。
また、SWESTは企業からの参加者も多いため、通常の学会よりも企業の方と直接議論ができます。
次の3部門に分かれています。いずれかの部門を選択してご応募ください。各部門の説明は後述いたします。
今年度から、トライアルの応募とフォローアップの機会を用意します。
対象部門:研究発表部門と自由工作部門
発表内容にまだまだ自信はなくとも、インタラクティブセッションで発表・発信し聴講者とディスカッションして何かを得たいという場合は、申込フォームにて「トライアル」をご選択ください。
詳しくは、「トライアル」の項目をご覧ください。
インタラクティブセッションで発表したいけど「どんなものをいつまでに出せばよいのか、勝手がよく分からない」という参加者の声に答えて実施します。 インタラクティブセッションの申し込み後から、SWEST当日までの間に、予稿集原稿の作成方法、ショートプレゼン資料の作成方法、その他、様々なサポートを行います。 フォローアップへの参加は自由です。学会発表などに不慣れな学生の方など有効に利用ください。
フォローアップついては、採否通知後にご案内いたします。
参加いただく場合、ご準備いただく提出物等は以下の通りになります。
インタラクティブセッションへの申込
インタラクティブセッションの申込締切までに申込フォームから提出。
予稿集原稿(予稿集原稿の作成、後述)
申込後、予稿集原稿提出締切までに採択通知後に連絡する専用フォームから提出。
ショートプレゼンスライド(ショートプレゼンとは、後述)
申込後、ショートプレゼンスライド提出締切までに採択通知後に連絡する専用フォームから提出。
研究発表部門とプロジェクト紹介部門の場合:ポスター
当日、各自で印刷して持参または郵送。用紙サイズなどは採択通知後に連絡いたします。
自由工作部門の場合:作品
当日、各自で持参または郵送。長机、電源は用意できる見込みです。 作品のサイズ感や電力が大きいなど、ご相談ございましたら本案内の最後に連絡先がございますので、お気軽にお問い合わせください。
研究発表部門とプロジェクト紹介部門の場合で希望があれば:展示物
当日、各自で持参または郵送。希望数が多い場合はお断りすることがあります。
インタラクティブセッションでの発表には、別途 SWEST への参加申込(7月1日に公開予定)が必要です。
組込みシステムに関する研究開発の内容や成果を説明していただきます。
発表対象は、次の通り幅広く受け付けます。 現在進行中のものや既発表のものも歓迎します(既発表のものは発表資料の著作権の扱いにご注意ください)。
具体的な発表テーマとしては、組込みシステムに関する以下の分野を想定していますが、組込みシステムに関連しているものでしたらこれらに限定されるものではありません。
組込みシステム分野のプロジェクトについて、その活動内容を紹介していただきます。
本部門の募集対象は、次の通り幅広く受け付けます。
SWEST18から実施している発表部門です。 組込み/IoT技術を活用して自由に作製した電子工作品やプロトタイピング品などを展示して、工作品の素敵な点や面白さをアピールしてください。 本部門で想定している工作品の例を挙げます。
上記によらず、様々な工作品を幅広く受け付けます。学術的観点からは新規性に欠ける研究デモの展示も可能です。 他の開発コンテスト等で出展済み/受賞経験のある工作品の展示も可能です。 ただし、受賞経験のある工作品は、表彰の対象から除外することがあります。
展示予定の工作品が発表申込時に完成している必要はありません。その場合は展示品の企画書として原稿を作成してください。 また、SWEST開催当日までには完成できず、うまく動いていない開発途中の工作品でも、遠慮なくご展示ください。 SWESTには経験豊富な技術者も多く参加しますので、完成に至るまでのサポートを期待できます。
商用製品を活用した工作品の展示は可能ですが、販売中または販売予定の商用製品そのものの宣伝を目的とした展示はご遠慮ください。 商用製品のデモをお考えの場合は、SWESTへの協賛をご検討ください。 協賛企業のメリットとして、商用デモ機会の提供や参加者全員へのチラシの配布などの特典を用意しております。 詳しくは協賛のご案内をご覧ください。
インタラクティブセッションに興味があり、投稿してみたいものの「この内容で投稿してもよいのか?」という方が、申込時にオプションで選択することができます。
研究発表部門では、「進行中の研究」の中でも、まだまだ最序盤であるような内容
自由工作部門では、「動いてはいるけど、まだプロトタイプ程度の完成度」であるような内容
で申し込む場合、「トライアル」でお申し込みください。 会場では「トライアル」と分かるように掲示を行います。
トライアルで提出しても良いのかなど心配がある場合は、 インタラクティブセッション担当 までお気軽にご連絡ください。
また、表彰で、「トライアル奨励賞」を授与することがあります。
様式は自由(各学会・研究会の論文形式、ポスターそのもの、スライドなど)です。
目安として、論文形式だと2段組2ページ程度、スライドだと16枚程度です。 あくまで、目安としますのでこれより多い、少ないことがあっても問題ありませんが、 ファイルサイズは、10MB以内としてください。
サンプルを以下に示しますので、参考にしてください。
ショートプレゼンとは、セッション開始時に発表者が参加者全員に向けて発表概要を紹介するための場です。
スライド1枚・30秒でご自身の作品・研究・プロジェクトについての熱い想いをお話しいただき、その後の議論につなげてください。
サンプルを以下に示しますので、参考にしてください。
ご自身の研究内容・工作品がインタラクティブセッションで発表可能か、発表に適しているかなどのご質問は、 インタラクティブセッション担当 までお問い合わせください。