SWEST13プログラムの概要


SWEST/DAS共同招待講演

『最新Androidケータイの製品技術と開発苦労話』

日時: 9/1 13:30〜14:50
講師: 本田 亮 (富士通)
概要: 最新のAndroid携帯端末製品に盛り込んだ、使いやすさへのこだわり、ヒューマンセントリックテクノロジー、モバイルレグザエンジンによる映像技術、AV機器との連携機能を中心に、開発技術と開発苦労話を紹介する。

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セッション(S1):夜の分科会

S1-a 『みんながプログラミングする日』

日時: 9/1 21:00〜22:30
コーディネータ: 原田 康徳 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
概要: コンピュータはなぜ一般の人に嫌われているのでしょうか? こんなに世の中の役に立っていて,これなしには社会がなりたたないぐらいに普及しているに.知らなければ世の中に乗り遅れるぞ!と脅しても,ますます嫌われるだけ.
一方,我々はなぜコンピュータが好きなのでしょうか? コンピュータの本当の魅力はプログラミングでしょう.プログラムを変えるといろんな動きをします.その面白さに我々は取り付かれてきました.その本当の魅力を世の中へきちんと伝えられているでしょうか.
この分科会では,コーディネータが開発したビスケットというビジュアルプログラミング言語を使用して,参加者が持ち寄ったパソコンで一緒に遊びます.プログラミングの楽しさを再確認しながら,世の中の人にこの魅力をどうやって伝えていったらよいのか,一緒に考えましょう.
(小学校などで展開しているビスケットを使ったワークショップについても紹介する予定です)

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S1-b 『プロセス改善〜実践編〜 ツール vs チームワーク 勝つのはどちらだ!?』

日時: 9/1 21:00〜22:30
コーディネータ: 江口 亨 (富士通コンピュータテクノロジーズ)
間瀬 順一 (アイシン・コムクルーズ)
概要: 永遠のテーマである品質や生産性は、開発チームの日常行動が大きく影響しているのではないでしょうか。
みなさんのチームは日頃からどんな工夫や改善をしていますか。
チームワークを重視したアジャイル?それとも先進的手法を取り入れた開発ツールの採用?
どれも一長一短があり一概に良し悪しはいえません。
さあ、今宵はそこんところの本音を暴露しようじゃありませんか。

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S1-c 『SWEST若手枠 〜研究とキャリアパスについて語り合おう〜』

日時: 9/1 21:00〜22:30
コーディネータ: 松原 豊 (名古屋大学)
概要: 3名の若手研究者を招いて、組込みシステムに関する最新の技術・研究動向について議論するとともに、組込みシステムの研究者・技術者のキャリアパスについても、パネル形式で情報交換をします。
企業の研究者はどのような研究をしているのか?博士課程修了後に就職して良かったことは?日本と米国で、大学の研究スタイルの違いは何か?など、日頃は聞くことのできない貴重な話が聞ける、SWESTならでは企画です。
本セッションは、若手研究者を主体に実施しますが、研究、教育、キャリアパスにご興味をお持ちの技術者・教員の皆さまの参加も大歓迎です。この機会に、研究者・技術者の輪を広げましょう。

講演1: 石郷岡 祐 氏(日立製作所 日立研究所)
「自動車制御システム向け開発資産再利用のためのミドルウェアの研究」

我々は自動車制御システムを対象としたミドルウェアの研究を行っている。
本発表では,イベント駆動ネットワークのCANを前提に開発した資産を時間駆動ネットワークのFlexRayに適用させるミドルウェアと,プロダクトライン開発向けの中継処理実行タイミング調整ミドルウェアを開発し,CAN-FlexRayゲートウェイに適用した事例を紹介する。
また,若手企業研究者教育の一環として取り組んでいるETロボコンを題材にしたソフトウェアプロダクトラインとモデル検査の研究取り組みも紹介する。

講演2: 加藤 真平 氏(カリフォルニア大学 サンタクルーズ校)
「組込みシステムにおけるGPUの可能性」

今日、組込みシステムは至るところで利用されており、その技術の発展は社会の発展に直結しているといっても過言ではない。たとえば、自動車や交通システムは社会インフラとして重要な役割を担っている。次世代の組込みシステムに期待されることは、物理世界を理解して自律的に稼動できるようになることであろう。ロボット技術や自動運転技術がその例であるが、これらの技術を実現するためには物理世界に存在する膨大な情報をリアルタイムに制御できるシステムが必要になる。
本発表では、単位電力あたりの性能がマルチコアCPUの10倍以上であるグラフィックスプロセッサ(GPU)に注目し、組込みシステムにおける画像処理や汎用計算にGPUを用いる際の問題点とその解決方法について紹介する。

講演3: 小堀 友義 氏(NEC システムIPコア研究所)
「無線信号処理向けアレイプロセッサの高効率動作の実現」

本発表では我々が開発した無線信号処理向けアレイプロセッサCORSAEngineの演算効率向上における取り組みについて紹介する。
近年、無線装置開発コスト削減を目的として単一アーキテクチャで複数の無線処理を実現するソフトウェア無線技術が注目を集めている。それに対する提案として、我々は無線信号処理向けアレイプロセッサ(CORSAEngine)を開発した。CORSAEngineの演算効率をさらに高めるために命令・データメモリ構成やアクセス方法を工夫し、メモリ量最適化を図る。高効率化の第一歩としてCORSAEngine内部の新しいデータ並び替え機構を提案し、従来との比較でメモリ量約30%削減を達成した。

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S1-d 『ワークショップによる開発プロセスの振り返り』

日時: 9/1 21:00〜22:30
コーディネータ: 木元 峰之 (きもと特急電子設計)
概要: チームで課題に取り組むことで、日々の仕事の振り返りをしようという分科会のご提案です。学生からベテランまでが集まるSWESTの強みを、チームで課題を解くことで最大限に引き出したいと考えています。

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セッション(S2)

S2-a 『エンジニアのためのサバイバルスキル ‐認知を変え行動を変え厳しい局面を乗り切ろう』

日時: 9/2 9:00〜10:20
コーディネータ: 酒井 卓也 (SWEST実行委員会)
概要: カウンセリング理論の一つである「認知行動トレーニング(Cognitive Behavioural Training)」を、エンジニアなりの捉え方で皆さんに紹介します。
実際に自分の物事の捉え方(認知)と自分自身の反応(行動)を自己分析し対処法を立てる体験をします。普段なにげなく、感じ、考え、行動している自分を分析すると、以外とパターン化されていることに気づきます。それは、自分の中に組み込まれた「プログラム」に例えることもできます。その「プログラム」を変更することで、厳しい局面をしなやかに乗り越えられるようになります。

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S2-b 『機能安全』

日時: 9/2 9:00〜10:20
「消費者機械に関する安全規格に対するメタモデリングによるアプローチ」
講師: 田口 研治 (産業技術総合研究所組込みシステム技術連携研究体)
概要: 国際規格は必ずしも容易に理解できるものでは無く、かつ解釈の違いなどが生じる余地が多く存在する。このような欠点を解消する方法としては、形式仕様記述言語、例えば Z を用いるといった方法により、厳密に記述するという方法がある。本講演においては、 OMG において長年実践されている、メタモデルを用いる方法が既存の機能安全規格における基本概念を検討するために有効であることを示すことである。例として ISO/DIS 26262 の Part 3 における安全概念や ISO/IEC 15498 (通称 Common Criteria)におけるセキュリティの概念のメタモデルを示すことで、どのようにアプローチが可能かを提示するものである。
「オープンツールPFで実現するトレーサビリティ環境TERASのご紹介」
講師: 宮本 貴之 (キャッツ)
概要: TERASはソフトウェア開発の成果物であるドキュメント(要求、設計、実装、テスト)間のトレーサビリティを管理するオープンツールPFを構築します。トレーサビリティを管理することで、”本質的品質”を維持しつつ、”品質説明力”を向上させ機能安全や第三者による検証を支援します。

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S2-c 『Android携帯の省電力化技術 〜現状とこれから〜』

日時: 9/2 9:00〜10:20
コーディネータ: 久住 憲嗣 (九州大学)
概要: Android携帯やiPhoneなどのスマートフォンが普及してきましたが,高度なサービスを受けることができるようになった反面,消費電力が大変大きく,端末の稼働時間が短いという現状があります.そこで,スマートフォンの省電力化技術の現状を把握し,また,今後の方向性を探るべく,キャリア,メーカー,大学の立場から現状と今後についてご紹介し,その後,参加者の皆様と議論をいたします.

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S2-d 『Transforming Legacy Systems into Software Product Lines』
   (邦題:ソフトウェアプロダクトライン:レガシーな資産からの移行について)

日時: 9/2 9:00〜10:20
講師: Danilo Beuche (pure-systems)
概要: Not every software product lines starts from the scratch, often organizations face the problem that after a while their software system is deployed in several variants and the need arises to migrate to systematic variability and variant management using a software product line approach.
The tutorial will discuss issues coming up during this migration process mainly on the technical level, but also discusses some of the relevant organisational questions. The goal of the tutorial is to give attendees an initial idea how a transition into a software product line development process could be done with respect to the technical transition. The tutorial starts with a brief introduction into software product line concepts, discussing terms such as problem and solution space, feature models, versions vs. variants. Tutorial topics are how to choose adequate problem space modelling, the mining of problem space variability from existing artefacts such as requirements documents and software architecture. Also part of the discussion will be the need for separation of problem space from solution space and ways to realize it. A substantial part will be dedicated to variability detection and refactoring in the solution space of legacy systems.

(和訳)
最初からプロダクトライン開発が実施されることは殆どない。複数の製品が出荷されるようになってはじめて問題が明らかになり、ソフトウエアプロダクトライン開発の手法に従った体系的なバライアビリティとバリアント管理の必要性が生じることになる。
このチュートリアルでは、ソフトウエアプロダクトライン開発への移行のプロセスで起こる課題について紹介すると共に、関わる組織の懸案事項についても説明する。そしてソフトウエアプロダクトライン開発への入り口を技術面から紹介することを目的とする。
はじめにソフトウエアプロダクトラインのコンセプトについて簡単に紹介する。problem space:問題空間と solution space:解決空間、feature models:フィーチャモデル、バージョンとバリアントの違い・扱いについてなど。そしてproblem space:問題空間の宝庫となる既存の要求仕様書やソフトウエア設計書などを適切に選択してモデル化することについて。 加えてproblem space:問題空間と solution space:解決空間を分離してすることの必要性について。そしてsolution space:解決空間内のバライアビリティを明らかにしてレガシー資産をリファクタリングすることについて詳しく解説する。

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セッション(S3)

S3-a 『エンジニアのためのサバイバルスキル ‐エンジニアの仕事とうまく付き合うための戦略』

日時: 9/2 10:30〜12:00
コーディネータ: 酒井 卓也 (SWEST実行委員会)
概要: エンジニアを突如襲う、燃え尽き症候群(Burnout Syndrome)についてその兆候への気づき方と、立ち向かうための戦略の紹介をします。各人の「エンジニアの仕事」との付き合い方のなかで、燃え尽きることなく、やりがいや目的意識をもって働き続けるための工夫や知恵をディスカッションします。対人関係と同じように、対仕事関係を改善することで、充実したエンジニアライフを過ごすことができます。

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S3-b 『システムが安全とは何か考える トヨタ急加速問題のNASA分析を題材にして』

日時: 9/2 10:30〜12:00
講師: 間瀬 順一 (アイシン・コムクルーズ)
アドバイザ: 高田 広章 (名古屋大学)
概要: 組込みシステムもしくは組込みソフトウェアが致命的な事故を起こさないとは、何が論証できれば十分に言えるのだろうか。 2011年2月にNASAが発表したトヨタ急加速問題の分析レポートを題材として考えていく。

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S3-c 『新しいモデル駆動開発教育のあり方を探る』 

日時: 9/2 10:30〜12:00
コーディネータ: 久住 憲嗣 (九州大学)
概要: 近年、厳しい品質や生産性向上に対する要求に対応するために、モデル駆動開発が注目を集めています。しかしながら、モデル駆動開発を普及させるためには、そもそもモデルを使った開発をどのようにするのか?モデル駆動開発をどのように使ったらよいのか?といった教育が必要不可欠です。本分科会ではいくつかのモデリング教育、モデル駆動開発教育の事例を紹介して、これからのモデル駆動開発教育のあり方について議論します。

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S3-d 『構造化分析・設計の勘所 〜強いプログラムを作るテクニックを学ぶ〜』

日時: 9/2 10:30〜12:00
講師: 酒井 郁子 (組込みソフトウェアギルド)
概要: ”構造化分析・設計”と聞いて、「もう古いよ」、「C++コード書いてるから使えないよ」 etc.  と思われた方いらっしゃらないでしょうか??
構造化分析・設計は、古典的な技法ですが、既に古くて使えない技法ではありません。
また、”強いプログラム”を作るためには大切な基本的知識であり、プログラムを修正するときや、派生開発するときにも、有効なものです。本セッションでは、”構造化分析・設計”技法の中でも特に使える勘所を紹介します。

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セッション(S4)

S4-a 『形式検証(モデル検査)』

日時: 9/2 13:00〜14:20
講師: 片平 典幸 (財団法人福岡県産業・科学技術振興財団)
概要: 近年、ソフトウェア開発において、形式検証(モデル検査)による検証技法の重要性は増している。特に組込みソフトウェアは、今や装置(オブジェクト)として提供される全てのサービスに存在しているといっても過言ではない。
そのため、”目に見えない”振舞いを行うソフトウェアには、IEC81506、ISO26262などで、ソフトウェアをモデリング(モデル設計)し、形式検証を行うことが機能安全確保技術として強く推奨されている。
また、ソフトウェア開発において上流設計で検証(妥当性確認)を行うことで、製品精度の向上、派生開発での工数低減を実現する手段としても注目されている。
今回は、今後、ソフトウェアの世界で、必須の開発手法になっていくモデル検査について分かりやすく解説する。

また合わせて、当プロジェクトで研究開発しているGarakabu2による形式的設計とその検証についても説明する。
検証を行い、”悪さ”を見つけることが重要であることは言うまでもないが、その”悪さ”を、モデル設計にフィードバックすることが容易でなければ、検証自身の”正しさ”は証明はできても、実際の設計現場においての形式検証の導入は困難を伴ったものとなってしまう。
形式手法によるモデリング(モデル設計)とその形式検証を”設計と検査”という一対の作業として考え、検証結果の設計へのフィードバックを、容易に、かつ、安全に行えるツールであるGarakabu2についての概略も説明する。

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セッション(S5)

S5-a 『目で見てわかるモデル検査』

日時: 9/2 14:30〜15:50
講師: 早水 公二 (フォーマルテック)
概要: 近年注目を集めている「モデル検査」ですが、多くの方から様々な疑問や要望が寄せられています。 「本当にソフトウェアの検証に有効なの?」
「実際に使っているところを見てみたい」
「具体的にどんな様子で不具合が発見できるの?」。
本セッションでは、そんな疑問やご要望に応えるため、モデル検査の概要説明や企業での取り組みに加えて、数多くの例題やデモを交えて、初心者でも分かりやすく説明、紹介いたします。
少しでも興味のある方には、理論学習や文献調査よりも、まずは「実際に目で見て、動作や有効性を実感して頂くことをお勧めします。

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セッション(S45)

S45-c 『Cyber-Physical Systems(CPS)チュートリアル&パネル』

【チュートリアル1】「Welcome to Cyber-Physical Systems」
日時: 9/2 13:00〜13:30
講師: 加藤 真平 (カリフォルニア大学サンタクルーズ校)
概要: 組込みシステムは今後どうあるべきであるか、どのような形で社会に貢献できるのか?
−こんな漠然とした問いかけに対する一つの答えがCyber-Physical Systems(CPS)という概念である。
CPSは温暖化や高齢化の問題に対応するための技術、そして事故や災害、犯罪を防ぐための技術として期待されている。具体的には、組込みシステム技術およびその他の最先端技術を駆使してコンピュータシステムと物理環境を一体化したシステムをCPSと呼ぶ。電力網、交通システム、医療機器、住まい・建物にCPSを導入することで、エコ社会の構築、そして社会インフラの安全性、利便性、信頼性が大きく改善できる。
本チュートリアルでは、このCPSについて簡単な解説を行います。
【チュートリアル2】「15分で掴む制御屋の考え方」
日時: 9/2 13:30〜13:45
講師: 安積 卓也 (立命館大学)
概要: CPSでは他分野の研究者と協力し合うことも必要になってきています。日本では、特に、組込み屋と制御屋の相互理解が重要になってくると考えられます。そこで、本チュートリアルでは、CPSパネルの前段として、組込み(ソフト)屋視点で、制御(理論)屋と組込み屋の考え方の違い(隔たり)を解説します。
【パネルディスカッション】「組込みシステムの将来を考えよう」
日時: 9/2 13:55〜15:50
コーディネータ: 安積 卓也 (立命館大学)
パネラ: 高田 広章 (名古屋大学)、鈴木 達也 (名古屋大学)、
加賀美 聡 (産業技術総合研究所)、佐藤 洋介 (デンソー)、
加藤 真平 (カリフォルニア大学サンタクルーズ校)
概要: CPSの流れを踏まえて、これからの組込みシステムのあるべき姿を議論します。
パネルディスカッションは、「組込みシステム」、「制御工学」、「ロボット」、「自動車」、「アメリカのCPS」の立場のパネラを集めて、
・日本ならではのCPSとは?
・CPSで何が変わるのか?それとも変わらないのか?
・日本でCPSのような縦の技術統合をうまく行うには?
・制御とリアルタイムシステムをうまく融合する(協力し合う)には?
などに関して、会場から質問を頂きながら討論を行う。

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S45-d 『新しい開発文書の時代を迎えて』

【チュートリアル】「誰がために開発文書を書く」
日時: 9/2 13:00〜13:40
講師: 山本 雅基 (名古屋大学)
コーディネータ: 栗田 太郎 (フェリカネットワークス)
概要: 技術者が開発文書を書く目的をご存じですか? 誰のために何を書いているのでしょうか? (あるいは書いていないのですか?) 誰のために何を書くべきですか? それは,この課長やあの部長のためではありません.品質保証部やプロセス改善グループのためでもありません.品質や機能安全やセキュリティや開発プロセスの標準に定められているからでもありません.発注した企業,お客さまから要求されているから? いえ,違います.誰のために何を書くの? 開発文書に関する経験が豊富な組込みの専門家による,若い開発者に (もちろん熟練した開発者の方にも) 向けた,笑顔があふれる,ためになるチュートリアルです.是非ご参加ください.
【パネルディスカッション】「開発文書と私」
日時: 9/2 13:50〜15:50
パネラ: 坂本 佳史 (日本IBM)、塩谷 敦子 (イオタクラフト)、
清水 吉男 (システムクリエイツ)、杉本 明加 (富士設備工業)、
藤田 悠 (長野高専)、森川 聡久 (ヴィッツ)、
山本 雅基 (名古屋大学)
コーディネータ: 栗田 太郎 (フェリカネットワークス)
概要: 2011年の7月に立ち上げたシステム開発文書品質研究会 (ASDoQ:
http://asdoq.jp/) では,開発に関わる文書品質の分析,測定,その改善を目指して活動を行います.本パネルディスカッションでは,会の研究員が持ち寄る文書および文章に対する意見,実例の交換や,文書の課題に関する会場を交えた議論を通して,開発文書の重要性,文書作成の課題等を探っていきます.多くの方々のご参加とご発言をお待ち申しあげております.
[各パネラの発表内容]
・私にとっての開発文書
・開発文書にまつわる思い出
・問題のある文書,文章の実例とその弊害,作成の背景
・私が書いた,私が感動した良い文書,文章の実例とその意義,書き方,工夫

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ポスター・デモ/プロジェクトアップデート

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