分科会1 セッションSD-3 「サーベイヤ計画 hamana-1 最終調整作業公開」 議事録(速記録) 会場:ホテルの和室 参加者他10人くらい <<和やかな雰囲気でスタート>> 二上さん:燃料はここに入れる      秋葉原には燃料は売っていないんですよ。      好きなマニアが店を出してる。 A:学生さんは? 二上さん:みんな外にデータをとりに行ってます。      アメリカに出張行ったときにホテルでこれを作るわけ      そういうとこういう状況になるわけ B:アメリカではどういうところで打ち上げるんですか? 二上さん:原っぱで C:打ち上げるのに許可は? 二上さん:とりました。      TOPPERSでプロセッサ搭載ロケットやろうか? B:週刊ロケットみたいに? 二上さん:フフフ(笑) 二上さん、ロケットの羽を付けている。ボンドを使っている。 清水先生とAさんが雑談。 二上さん:彼らもずいぶん学びましたよね 清水先生;最初はアサインしてたんですがね。 二上さん:うちの社員は3ヶ月であんなにはならないですよ。 D:何か静まり返ってますね。 C:今、集中しなければならないとこで。 二上さん:ちょっとずれてるね。でも、これくらいならOK。 清水先生:実装する人間と設計する人間がコンタクトをとらないと巧くできない。      最初は(ボード)1枚作るのに8時間くらいかかったんだよ。 二上さん:昔はこんなつくりかたできなかった。虫ピンでやってたんだよ。      木工用ボンドはカッチとくっ付くからいいんですよ。 二上さん:これでほぼOK。ある高さになると安定ラインになる。その高さは1m     くらい。      それまでこのガイドラインをつける。 清水先生:デジカメは? 学生:三村が持ってると思います。 C:遊びはいらないんですか?(羽の) 二上さん:遊びはいらない 二上さん、真剣な表情で黙々と羽をつけている。微調整。 <<しばらく会話無し>> 学生、カメラを持ってくる。 <<学生、雑談>> 二上さん、ヤスリで最終調整。 C:今、議事録取りのために二上さん、それを命名してあげてください。   じゃ、これはガイディングラインだな。   ガイディングラインと命名。 二上さん:これからロケットに重さ0のものをのせなければならない。 二上さんが学生と英語で会話。用意はOKかみたいな内容。 東海大学の学生さんたちがパソコンの前に集まり、何か協議。 二上さん:どこかに黄色い糸が落ちてないかな?      あった。あった。 学生:その糸は何につかうんですか? 二上さん:分解したロケットをくっつけるために糸を使うんだよ。 二上さん、糸をロケットに付ける。 二上さん:清水さんはジャクサの後援、聞いてた?     そろそろ、トパーズで高信頼性のやつが始まるんですよ。 <<人数、増える。20人くらい。>> <<どんどん人が増える。ただいま、25人くらい。>> D:このロケットは作ったんですか?   二上さん:自作です。 D:最近、ガラス樹脂がありますね。 二上さん:ガラス樹脂だと重くてとばないですね。 ロケット完成。 D:落下傘は大丈夫なんですか? 二上さん:断熱剤が入ってます。      この逆噴射用の燃料は3ドルでアメリカから買ってきたんですよ。。 !!リナックスが壊れて、ブートできなくなっている。!! <<現在、ハードを入れ替え中。>> 森さん、Yahooから地図をダウンロード完了。 この地図とGPSデータを使って、ロケットがどのような軌道を描いたかを確認する。 1:30現在 学生さん、駐車場でGPSのデータシステムの確認実験中 森さんにインタビュー: ・着陸語にどういう起動を描いたかを表示するソフトをダウンロード中。  このソフトは清水先生の知り合いで村井さんっていう人が作った。  北緯、東経、高度を表示。それを基に地図に描く。 ・GPSは1秒単位でサンプリング。 ・ハマナ1システム概要  5つの構成要素からなる。  探査体 実際に飛ばすロケットのこと  管制発射局 地上設備の1つ 探査体発射mでの打ち上げシーケンス遂行の 差パート、各段階での探査体、発射装置への処理を行う  観測局 地上設備の1つ 探査体の飛行経路を仰角測定により記録する。  基地局 地上設備の1つ  衛星  GPSに対して、そのGPSのLLHを含む情報を通信する (二上さんは機体設計を担当された。) ・二上さんが一番こだわったのは機体の美しさ。 ・機体の素材は最初からバルサに決めてた。理由は一番軽いし、強度もあるから。  もう少しロケットが大きくなったらカーボンファイバーを使うそうである。 (東海大学のみなさんがソフトウェア設計をされた。) ・最初の1ヶ月は設計。最初はGPSしかなかった。何から始めていいのかが分から なかった。  次の1ヶ月で実際に作成。それもほんの2週間前に完成し、今まで調整。  また、あとの2ヶ月は週五日間泊まり。卒論の一貫として。  前期の卒論の課題として作成した。 ・GPSの基盤に電源を入れたら、壊れる可能性がある。その原因はラッチアップ。  そのせいでボードが何枚も壊れた。今、生き残ってるのは2枚。  DCDCのICが原因ではないか? そのせいで過電流がマイコンに流れる。  そのせいではないか? <<この後打上へ!>> (了)