チュートリアル3C 「組み込みシステムを仕様から設計するSpecC言語」 石井 忠俊 (東芝) ---- 製品寿命の短さが5年前の半分となっているが、製品のバリエーションが 増え仕様の複雑さが急激に増大している。そのため開発期間短縮・コスト 削減が至上命題となっている。そのため上流設計の重要性が増している。 本セッションでは、この上流設計に際して、システムの(実行可能な)仕様 を記述できるSpecC言語、およびそれを利用した設計方法論について、 以下の概要で講演が行われた。 ・設計生産性とその改善策 ・システムの設計フロー ・SpecCによる設計フロー ・仕様・探索・リファイン ・IP再利用時におけるSpecCの利点 ・SpecC言語の概要 仕様記述言語の目標 仕様記述言語の必要概念 SpecC言語の開発 SpecC言語 基本構造 文法の紹介 SpecC設計方法論 ・SpecCツール 参加者は40人程度。かなり濃い内容で、OHPも相当数あった。また、 セッション後の質疑応答に関しても、技術的に突っ込んだ内容の 議論が交わされた。 以上