********************************************************************** ワーク S2-d テーマ:付録ボードを実際に動かしてみる 講師:江崎雅康(イーエスピー企画) コーディネータ:渡部謹二(三重大学) 参加人数:19名 ********************************************************************** 9:20 開始 ■準備  マニュアルが配布される. ○作業方針 ・基板持っている人は基板を作成  ハンダ付け作業  ツールのインストール ・基板持っていない人はマニュアルを読むだけ. ○注意事項 ・飲食禁止(作業机の上には飲み物を置かないように) ○講師 江崎さんからの話 ・Interface誌のSH・V850, Design Wave誌のARMの基板を設計 ・組込みの原点はハンダ付け! ・ハードがなければソフトはただの紙 ・ソフト開発でも,ハードの知識(回路図を読める能力)があれば有効 ・今日の作業は,半田付けとツールの使い方 ・雑誌記事と最新状況の差分説明(ツール) ・使うハンダは,すず60%なまり40% ・.5ピッチでハンダ付けする場合は,なまり入りでないと困難 ・ハンダ付けのコツは,溶けた直後の液状の半田を付ける.短い時間で勝負する. ・SDカードスロットの取り付けは失敗すると再挑戦できないので,注意  先に基盤面のパットにハンダをメッキする.その後で,スロットを位置合わせをしてつける. ・両側のヘッダピンを先に付けると,SDカードスロットのハンダ付けがしにくくなる. ・ヘッダピンと2本のショートピンも付ける ・取り付け手順   SD->ショートピン->SD動作確認->ヘッダピン ・ツールの説明  フラッシュ書き込みツール:DFU(USB経由で書き込み) 統合開発環境:KEIL社,IAR社の評価版を選択   KEIL社のツールは,CDではなく最新版をウェブから取得可能(バイナリ32Kまで対応) ・サンプルソース ST社のウェブから取得可能. IAR Ver. 5.xxに対応したソースコードが公開されている. 雑誌で紹介したサンプルソースはVer 4.xx対応なのでソースに修正が必要であったが, Ver 5.xxであればそのままコンパイル可能. ・今後の展開  TOPPERS/ASPカーネルのポーティング関連記事が今後のDWに載る予定 ○その他 ・間瀬さん(アイシン・コムクルーズ)から学生参加者に付録付き雑誌を提供. 9:20 - ■作業開始  もくもくと作業 10:45 - ■まとめ ○江崎さんによるデモ ・付録ボード+拡張ボードで,USBスピーカのアプリを披露する. ・DFUの使い方の説明 ・対応SDカード  メーカと容量により,読み書きできるものとできないものがある.  おすすめ:FTC 1G,700円,秋葉原ロボット王国で入手可能 ・統合開発環境:KEIL armに買収される.日本ではアックスがサポート.  DFUで買い込む場合は,バイナリの開始番地を変更する必要がある(DW参照) ・統合開発環境:IAR 11:02 終了 ■参考情報 ・Design Wave誌 2008年5月号:http://www.cqpub.co.jp/dwm/contents/dwm0126i.htm 2008年6月号:http://www.cqpub.co.jp/dwm/contents/dwm0127i.htm ・イーエスピー企画のウェブサイト  http://www.esp.co.jp 以上.