********************************************************************** セッションs2d ワーク テーマ:教育をソフトウェア開発実務に実装せよ! 講師:米島 博司(パフォーマンス・インプルーブメント・アソシエイツ) 日時:2016/8/26 9:00〜10:20 参加人数:10名 ********************************************************************** ■準備 資料配布:3枚(ワーク用) 3グループにわかれる 自己紹介 ■オリエンテーション ・概要  フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングをうまく組み合わせることで若い技術者を育成することを検討する  このアプローチを進化させるためにさらに以下について検討する  -チーム実務の中で若い技術者がいかにして自らを成長させるか  -ソフトウェア製造工程の実務の中にどのように教育機能を組み込むか  -それによって技術者育成の効果・効率アップをいかにして実現するか ・70:20:10の法則  70%:仕事の経験から学ぶ  20%:人のかかわりで学ぶ  10%:集合研修で学ぶ ・教育と実務にはギャップがある  ◯質問   受講者のレベルは多種多様   どこに合わせるか   「ギャップ」には個人間のギャップも含まれる?  →それも含んでも良いが,それはやり方の問題と言える   実習訓練と実務のギャップの方が大きい   なのでこちらを埋めたい ・フォーマルとインフォーマルの役割分担  フォーマル:実務と離れた公式な訓練の場,実務への橋渡しが必要  インフォーマル:実務遂行しながらの体験型学習,最低限のサポート,学習する文化・風土が必要 ・ISDによるスキル抽出と構造化  スキル:知識・技能・態度  学習を最適化すると個人に特化してしまう  それは仕方ないのでそれを前提として考える ・質問タイム  ◯質問   実際のベネフィットは何か  →(余談:2-6-2理論 = 働きアリの話)   学習の最適化によって教育をデザインしてやれば目的達成が早くなる  ◯質問   スキルの切り分けがうまくいかないことがあるのでは   どんな業務に対してもうまく学習経路が作れるのか  →うまくいくとは限らない   モジュールごとに飛び飛びで学習することも可能  ◯質問   それならば部分的学習を結合するスキルも必要になるのでは  →学習のどこかの段階で習得する必要がある  ◯質問   学習者とデザイナーは別だと思うが,学習者自身がデザインすることは可能か  →可能だが,デザインの段階で学習も終わるのではないか   スキルを持つ人が必ずしもデザインもできるとは限らない(職人など)   SMF(Subject Matter Expert)が必要 ■ワーク1 ・まず個人で作業  組織マネジメント・個人レベルでの現状把握と成長計画について現状と改善案を箇条書きでまとめる ・各自でまとめた内容についてグループディスカッション ・グループごとに順次ワーク2へ移行