************************************************************************* セッションS1-d 夜の分科会 テーマ:『エンジニアのための傾聴スキル』 講師:酒井 卓也 SWEST実行委員会 (社)産業カウンセラー協会 日時:2014/8/28(木) 21:00〜22:30 参加人数:8名(終了時)  ************************************************************************* ・ワーク1(お地蔵さん)  相手の話に反応を返さない聴き方の体験  感想:聞く方も、話す方も結構つらい。 ・ワーク2(しながら聴き)  相手の話を片手間で聴き方の体験  感想:聴き手は相手が何を話したかよく覚えていない。     話し手は、聴いてもらった感が薄い。   ・ワーク3(普通の聴き方)  制限なしでいつもやっているように話を聴く体験  感想:話が弾み、話しやすい。時間が短く感じる。 ・体験のシェアリング  2グループに別れる。  一人ずつ3通りの聴き方について、感じた事を話す。  一通り発表し終えたら、また一人づつ、各人がどんな事を話したか、  発表してもらう。  感想:直前に話をした人の事しか印象に残っていない。     全体でこんな話をしたというのは残っているが、誰がどの話しをしたか     までは覚えていない。  講師コメント:聴く気にならないと、人の話は実は聴けていない。         聴いたつもりになっている事が多いです。 ・ワーク4( 「気持ち」を捉える)  セリフを読んで、そこに込められた気持ちを感じるワーク。  感じたら、その気持ちを言葉にして、相手に伝える。  講師コメント:男性はつい言いわけ、解決策だけを言ってしまう。         その前に相手の気持ちの言葉を添えると、相手が         こちらの言葉を受け入れやすくなる。 ・ワーク5(傾聴にチャレンジ)  傾聴のポイントをつかいながら、実際に傾聴の体験をする。  時間が足りなかったので、代表者に、聴き手、話し手の役をやってもらう。  残りの人は観察者になってもらう。  聴き手の感想、観察者の聴き手へのコメント、話し手の聴いて  もらった感想、講師からの聴き手へのコメントを順に行った。 まとめ  人の話を聴いているようで、実は聴いていないこともあります。  気持ちを理解してもらえると、スッキリしたりやる気がでたり、組織に良い  影響を与えます。  傾聴に関するさまざまな研修の機会がありますので、是非、そのような  機会を利用して、傾聴力を磨いて欲しいと思います。 以上