********************************************************************** Surveyor Project Hamana-5 打上(6:30 打上予定) 9/5 6:30~8:00:と記載があったが, 5:50には集合済み,7:30には終了 ********************************************************************** ■打ち上げ場所 浜名湖パルパル前駐車場.広く,何も駐車されていない ■チーム構成 1.「(チーム名なし)」実行委員:5名 2.「両刀使い」(株式会社ヴィッツ):7名+リーダ1名+アドバイザ2名 3.「TMR」(東海ソフト三重支店...)(東海ソフト株式会社):4名(うち引率1名) ■各チームの抱負 実行委員:実行委員は風の強さ,風向きなどの様子を見て, 他チームの参考になるように打ち上げる. また,気圧や加速度を計測する. 両刀使い:意気込み:完璧なデータの取得を目指す. TMR:ペイロードを壊さないことが目標.昨日打ち上げた時はうまくいったので, うまくいくだろうと期待している. ■打ち上げの様子 5:55 すでに全チームがホテルロビーに集合していた. この時点で数名の観客を含め25名程度が集合 5:58 発射場所へ移動開始 6:02 発射場所に到着 6:05 各チーム準備開始 6:13 観客が増え始める +数名 6:13 発射台が設置完了 6:15 各チーム準備中.エンジン(火薬)のセット,ペイロードの用意など 6:18 さらに観客が増える +4名.実行委員の発射準備が完了 6:20 実行委員長から号令「あと10分でHamanaデモンストレーション(発射)開始です」 6:21 実行委員と観客の準備中の雑談 「なんでシリアルケーブルで(PCとロケットが)つながってるの」 「(本当は)スイッチでモード切替をすべきだが,基盤設計ミスでスイッチを 搭載し忘れた.そのためPCからシリアルケーブルでモード切替指令を出す必要がある.指令を送信すると,(準備時間を考慮して)85秒経過後にペイロードは (気圧,加速度の)計測を開始する」 「電池は重そう」 「ウェイト代わりに大きい電池を使う.電池は自分で半田付けしている. (電池によって)なかなか電圧が安定しなかった」 6:24 さらに観客が増える +4名 この段階で総勢20名ほどの観客がいた 6:27 実行委員長から号令「あと3分です」 さらに観客 +3名 ここで実行委員長から各チームのエンジンの型について内訳の発表があった 実行委員:C型 両刀使い:B型 TMR:B型 memo: エンジン(火薬)には大まかに3種類あり,A,B,C型がある. A型がもっとも火薬量が少なく,そのため飛距離(上昇距離)も短くなる B型はA型の2倍程度の火薬量. C型はさらに火薬量が大きい. 雑談(著者注:オフレコ?) 「浜名湖でやらなくなったらHanamaって名前どうするんだろう」 「Hamanaも今年で終了?」 「でも,TOPPERSだって(Tは)豊橋でしょう?でも今(高田教授(名大)は) 豊橋じゃないよね」 「一部ではTOPPERSのTは高田のTってことになっているらしいよ」 「じゃあHanamaのHは...(以下雑談続く)」 6:30 実行委員長号令「これよりHamanaデモンストレーションを開始します. 本日は風も少なく,モデルロケット日和ですね」 実行委員長より各チームの打ち上げ回数について発表 実行委員:2回(A,C) 両刀使い:1回(B) TMR:4回(B,A,A,A) 発射順序についても発表 1.実行委員(A:ロケット名「風見鶏」) 2.TMR 1回(B) 3.両刀使い(B) 後のセッションによりB6-4と判明 4.実行委員(C) 5.6,7. TMR(Aを3回) 観客への注意も行われた 「モデルロケットの発射は,規定により発射場所から20m以上離れて 観覧する必要がある」 実行委員チームが発射準備(発射台への設置)を開始 6:31 実行委員のロケット「風見鶏(A)」発射準備O.K 6:32 「風見鶏」発射.まっすぐ上昇していく.議事録著者は20m程度離れたところ から見て,顔を上に向けて頂点を観測(仰角60度程度?) 頂点到達後,パラシュートを開きゆっくり落下.危なげなく着地して終了した. 6:35 TMR B型エンジン 同6:35 TMR 発射 B型で火薬量がA型の2倍のため,先ほどの実行委員のものより高く上昇した. 20m程度離れた地点から,真上を見上げる程度に上昇. しかしパラシュートが開かず.ハードランディング.着地時,強い衝撃が加わり ペイロードへの影響が危ぶまれた. 6:39 両刀使い 発射準備開始.実行委員長より解説「両刀遣いは 気圧と加速度を 計測する」 すこし時間がかかった. 6:40 両刀使い(B).発射 まっすぐ,高く上昇していく.観客側から離れて行く方向に曲がったため, 真上を見上げるよりは少し楽であった.到達高度はTMRと同等だろう. 頂点到達後,パラシュート開かず.TMRと同じく,ペイロードへの影響が危ぶまれた. 回収後,どうやらペイロードは無事であったようだ (後のセッションにおいて 130.618m上昇したと計算された) 6:43 実行委員チーム,2度目の発射準備.C型. 搭載ペイロードは設計上,設置したあと85秒経過すると(気圧,加速度の)計測を 開始するため,85秒前からカウントダウン. 6:44 実行委員 発射 少し斜めに上昇していった.頂点到達後,パラシュートも無事開きゆっくりと ランディング. 実行委員長アナウンス「計測した気圧,加速度については本日午後のセッションに おいて発表する予定である」 6:46 TMR 2度目の発射準備(A) 6:47 TMR 発射(A) A型のため,また,重量のためゆっくり上昇していく.頂点は低い. 頂点到達後,パラシュートが開かず,他チームよりも速い速度で落下.観客どよめく. 6:48 雑談: すこし離れた場所に低空飛行物体(カラス?)が1羽ほど出現する. もし近づけば中止もありうるとのことであったが,近づかれることなく,無事続行 6:49 実行委員,両刀使いの2チームは計測データを収集中 TMRは発射済みロケットの回収,次の準備中であった 同6:49 実行委員チームより,計測データ速報 気圧(地表):1016hPa (後のセッションで発表された内容: Max: 1015.9288hPa, Min: 1009.4184hPa, diff: 6.5104hPa, 高度差: 54.21908331m 最大加速度9.12g) 同6:49 両刀使いより計測データ速報 気圧(地表):1013hPa 両チームで計測データの相違が発覚する 参考データとして観客より時計による計測結果が報告された 気圧(地表):1017hPa 6:54 SWEST実行委員よりアナウンス「靴を間違えて履いていった人がいる. 茶色,紐付きの靴である」 6:55 実行委員が発射台を解体.A型には不要らしい. 6:56 TMR3度目の打ち上げ(A) 他のA型と同じく,見上げる程度に上昇.落下に入った直後,パラシュートが ひらかず観客がどよめく. しかしその一瞬後パラシュートが無事開き,ロケットはゆっくり落下, ゆるやかに着地した. 一同安堵 (ハラハラさせておいてからパラシュートを開くなんて芸当に対して) 観客「やるなぁ」 6:59 実行委員,両刀使いは片付けを開始,TMRは最後の発射のための準備に入った. 7:00 TMR,発射準備に入る 実行委員長よりアナウンス 「TMRが3回発射するのは,はモデルロケットのライセンス取得のためである. モデルロケット協会の規定により,A型エンジンで3回発射する必要がある」 7:01 TMR発射 上昇,無事パラシュートが開き,着陸した 7:03 実行委員長より終了の号令 無事打ち上げは終了した.撤収開始 ここまでずっと天気は晴れ, 風も少なくまさにロケット日和であった. 7:06 実行委員チーム撤収 7:07 両刀使い撤収,TMR撤収 完 ■備考 他にチーム「うさぎとはち」もいたらしい(実行委員 松本氏) さらにあと2チームエントリしていたらしい