LED-Camp

Learning Embedded software Development Camp

ロジカルシンキング入門

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※内容はLED-Camp9のものになります。LED-Camp10向けに随時更新していきます。

セッションの目的

ソフトウェア開発を遂行する中で、自分の思考を論理的に説明する機会は数多くあります。
ロジカルシンキングには数多くのフレームワーク、ツール、アプローチが存在します。本セッションでは、フレームワークやツールを使いこなすために必要な考え方であるMECE(*1)について学ぶことで、これからロジカルシンキングを学んでいくためのベースを身に付けることが目的です。
(*1) MECE : Mutually Exclusive and Collective Exhaustive の略。「ミッシー」、または「ミーシー」と読むことが多い。

実施内容と進め方

MECEは問題解決が容易になるようなMECEの切り口で分解することが重要です。
適切なMECEの切り口を身に付けるために、以下のような事例を使用します。

  • 関連する事象と大きな因果関係を成立していない切り口

参加者は因果関係の大小を考え、適切な切り口にするにはどのように修正すれば良いか議論し、切り口を修正します。

習得が期待される知識・技術

項目1:物事の全体をとらえ、漏れなく、重複なく分類できるようになる

適切なMECEの切り口での分解をくり返すことで、実践的知識の定着を狙います。このことにより、自分の考えを論理的に説明する力が向上します。

項目2:「因果関係」に着目し、自分の考えを論理的に説明できる

因果関係の大小に着目し、MECEに分解することにより、自分の考えを論理的に説明する力が向上します。

教育目標との対応

③技術者としてのコミュニケーション能力の向上
b) 議論の中で自分の意見を論理的に話す力

事前実習について

参加確定後にオンラインで以下の資料やフォーマットを配布します。

  • 「ロジカルシンキング入門」事前学習用テキスト

参加者はLED-Camp開始までに「ロジカルシンキング入門」事前学習用テキストを読み、「理解度チェックシート」を使用し、理解度をチェックします。これによって、当日の演習に必要な知識を理解したことを確認します。理解の難しいところがあれば、参加者用メーリングリストにて質問し、実行委員から解説を受けます。

他セッションとの関係

チーム開発セッション、および、プレゼンテーションセッションでは、本セッションにおいて習得したMECEや因果関係に関する知識を使用します。

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